正社員になったばっかりだけど全然楽しくない。フリーターの方が楽しそうだし、フリーターになった方がいいのかな?
今回はこのような悩みを解決していきます。
いざ正社員になって、このような悩みにぶつかる人はかなり多いです。
自分の方が忙しいのに、フリーターと給料は変わらないし、フリーターの方が楽しそうに思える。
特に20代のうちは、たくさん遊びに行ったりしたいし、好きなことをやりたいと思うのは当たり前ですよね。
では実際にフリーターの人生は楽しいのかどうか、フリーターとしての生活歴が長い私の、ありのままを紹介させていただきます。
フリーターの人生は楽しい
結論から申し上げると、フリーターの人生は楽しいです。
楽しいと感じる理由をあげてみます。
フリーターの人生が楽しいと感じる理由
楽しいと感じる理由は大きく分けて2つ。
- とにかく自由
- 気楽に仕事ができる
想像通りの理由ですね。
もう少し具体的に深掘りしてみます。
1.とにかく自由
フリーターとして最も楽しいと感じるところがこれ。
シフトや友達との予定は正社員よりも確実に合わせやすいと言えますよね。
この融通の効きやすさが1番のメリット。
やりたいことに充てる時間の確保も可能です。
フリーターが楽しく見える理由は、自由を謳歌しているように映ることが大きいでしょう。
とはいえ給料自体は少ないので、働く時間自体は正社員と大きな差はありません。
あくまでシフトの自由度が高いということ。
2.気楽に仕事ができる
次にあげるメリットはずばり気楽さ。
正社員ではなくアルバイトですので、責任の重さが変わってくるのは必然ですね。
正社員のミスと、フリーターのミスとでは大きく違いますし。
当然怒られる機会も減ります。人によりけりですが。
面倒な上司との付き合いもありませんし、正社員よりも気楽に仕事に向き合えます。
残業もほとんどないのもポイント
仕事がメインになりにくい
上記の理由2つによって、フリーターの人生というのは、仕事がメインの人生になりにくいです。
正社員で疲弊している人は、仕事が生活の中心になってしまっていることが1番の苦痛じゃないですか?
シフトの融通が効きにくかったり、残業が多かったり、、、考えただけで苦痛。
よっぽど仕事が好きな人ならまだしも、そんな人はごくごく少数ですよね。
フリーターの人生がはたからから見たら楽しく見えるのも、仕事にとらわれずに自由に生活できているように見えることが大きな理由だと思います。
フリーターの不安はたくさんある
ここまでだと、フリーターがいいことばかりのように聞こえますが、不安な部分もたくさんあります。
いくつか例をあげてみると、
- 将来が不安
- 給料の少なさ
- 社会的信用の低さ
こんな不安があります。
最も不安に感じることは将来のこと
最もフリーターの生活で不安に感じることは、やはり将来のこと。
そんなことはわかりきった上でフリーターをしていますが、それでもふとした時に不安になります。
フリーター時の経験は、仕事内容にもよりますが、世間的にはほとんど役に立たないものばかりなんですよね。
フリーターというだけで、正社員と同じ仕事内容でも経歴として評価されません。
フリーターの期間が長いほど就職できなくなる
なので、フリーターとして生活している期間が長いと、「やっぱり正社員として」という選択が難しくなってしまいます。
例えば、20代をずっとフリーターとして生活していて、30代になって正社員になろうと考えても簡単にはなれません。
フリーター歴が1年を超えてからの就職率は50%。
5年を超えると就職率はなんと20%にまで落ち込んでしまいます。
フリーター期間が長ければ長いほど、望まない人生を送る可能性も高くなるということ。
フリーターとして人生を楽しみたいなら、それ相応の覚悟が必要になりますし、ただ遊びたいからという理由では絶対に後で後悔しますよね。
不安があっても楽しいのは目標が明確だから
ではなぜ不安があるにも関わらず、人生が楽しいと感じられるのか。
それは将来の目標が明確に存在しているから。
私の目標は、自分のやりたいこと(ブログ)だけで生活し、将来的には会社にとらわれずに働くことが理想です。
正社員よりも、理想のために少しでも多く時間を割けるフリーターを楽しく感じるのは当然ですよね。
もちろん正社員でも時間を割くことはできますが、より多くの時間を割けるというのがポイント。
フリーターとして働いている仕事も、このブログに深く関連するものですので、仕事でも日常でも目標に向けて進めています。
正社員でも不安はたくさんある
それに、フリーターとしての不安が正社員にも当てはまる部分って、たくさんあると思っています。
特にこれからの世の中は、正社員でも不安な社会にどんどんなっていくんじゃないかなと。
例えば、
- 終身雇用の崩壊
- AIの普及
- 大規模なリストラ
思い当たる理由を挙げてみましたが、最近ニュースでよく耳にする内容ばかりですよね。
リスクの大小はあれど、安定にすがるだけの生活ではよくないんじゃないかと。
そう考えたら、フリーターとして頑張ればいいやと思いました。
フリーターと正社員どちらがいいの?
ここまでフリーターの人生が楽しいと感じる理由について書いてきました。
ではフリーターと正社員、一体どちらがいいのでしょうか。
フリーターになったらあなたはきっと後悔します
結論から言うと、オススメするのはやはり正社員です。
わざわざ正社員という立場を捨てて、楽しそうだからというだけでフリーターになるのはリスクが高いかなと。
そんな状態でフリーターになっても、あなたはきっと後悔することになるでしょう。
楽しいだけの生活って、最初はよくても後で必ずと言っていいほど飽きが来ます。
何の目標もなくフリーターの生活に飽きてしまったら、その後どうしようもなくなってしまいますよね。
それに最初に書いた通りフリーターの給料は安いです。
最低限の生活費を稼ぐことを考えると、そんなに頻繁には遊べませんので、理想通りの生活とはいかないはず。
フリーターがダメなわけではない
もちろんフリーターとして生活することを否定するつもりはありません。
あくまで楽しさだけを求めてフリーターになると、後悔する可能性が極めて高いということ。
正社員がどうしても辛いとか合わないとか、リスクを考えてもフリーターとして生活したいと考えるなら、それでも問題ないと思います。
フリーター歴が1年以内であれば、もう一度正社員としてやり直すことも十分可能ですからね。
基本的には正社員のままで
ここまで書いたことをまとめると、
- フリーターか正社員なら正社員の方がいい
- 楽しそうだからという理由だけでフリーターになると後悔する
- どうしても正社員が嫌ならフリーターとして生活するのもあり
こんな感じ。
よっぽどの理由がない限りは、勢い任せでフリーターになると後悔するということですね。
正社員が不満なら変える努力を
ここまで楽しさだけを求めて正社員を辞めない方がいいと書きました。
それでもなお正社員を辞めたいと思う人は、まずは正社員のまま現状を変える努力をしてみましょう。
正社員のまま人生が楽しいと感じられるようになればそれがベストですよね。
正社員のままできることを考える
例えば楽しくない理由が自由な時間の少ないからなら、労働時間や日数、残業の少ない会社に転職してみる。
楽しく仕事がしたいならやりたいことができる会社に転職したり、正社員のままやりたいことの勉強をして、フリーランスになることも可能です。
副業が可能なら副業で稼いでリタイアすることも、やりたいことを発見することも正社員のままできますよね。
年間総労働時間の少ない会社
労働時間や日数に関しては、こちらの画像も合わせてご覧いただくといいかと。
この画像は、月収30万以上で年間総労働時間が少ない会社のランキングです。
*1位の会社は、短時間労働者の時間も入っているのであてにならないとのこと。
2位の会社で実働8時間勤務した場合、年間およそ216日出勤することになります。
(1725時間÷8時間=215.6日)
これを週で計算すると、週4.14日出勤することになりますね。
(365日÷7日=52.143週 216日÷52.143週=週4.14日)
フリーターでも週4日は勤務しないと生活費を稼げませんので、だったら2位の会社で働いた方がお金も多くもらえるしお得です。
こんな会社はなかなかないかもしれませんが、あくまで可能性はあるということは頭に入れておきたいですよね。
フリーターじゃないとできないことはほぼない
結局のところ、フリーターじゃないとできないことってほとんど存在しなくて、正社員のままでも努力次第でなんとかなることばかりです。
周りに目を向ける前に、「どうすれば自分の理想に近づくことができるのか」。
これを考えることで、自分の人生をより豊かなものにできますし、理想に向けて行動すれば叶う可能性も出てきますよね。
動かないことには何も始まりません。
まとめ
今回の記事の内容をまとめると、
- フリーターのメリットは仕事がメインの生活になりにくいところ
- フリーターのデメリットは将来の不安が大きいこと
- 不安があってもフリーターを続けられるのは目標が明確にあるから
- 楽しさに任せてフリーターになると後悔する
- 正社員のまま改善する方法をまずは考えてみることが大切
こんな感じになります。
周りばかり気にして、自分がしなければならないことを、見落とさないように注意したいですね。
先ずは自分ができることをしっかり振り返ってみましょう。
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