正社員として働きたくないから、生涯フリーターがいいけどなんとかなるの?
現在フリーターで、このままずっとフリーターでいたいと考えてるけど将来大丈夫かな。
こんな悩みを解決していきます。
- 仕事に縛られたくない人
- 上下関係とか面倒で嫌いな人
- 人に指示されたくない人
- 自由に生活していきたい人
生涯フリーターで生活していきたいと考える理由は、このような理由が当てはまりますよね。
私も漏れなく当てはまっています。
好んで働きたいと思う人なんて、あまりいませんし、多くの人は同じ感情を抱くはず。
そこで考えるのが生涯フリーターとしてなんとかならないのか、ということ。
私自身フリーターとして長く生活していますが、できることなら生涯フリーターがいいなと思っています。
では実際に生涯フリーターでなんとかなるのかならないのか、1フリーターとしての考えを紹介していきたいと思います。
【結論】基本的にはなんとかなりません
いきなり結論を言ってしまい申し訳ありませんが、基本的にはなんとかならないかなと。
なんとかならないと考える理由は、自分の周りの人たちを見てみるとなんとなくわかると思います。
あなたの周りに生涯フリーターでなんとかなった人はいますか?
自分の周りの人を見渡した時、「生涯フリーターでなんとかなっている。」という人が誰一人として思い浮かばないんですよね。
もちろん生涯フリーターで生活できるなら嬉しいことですが、現実に目を向けると、そんな人に私は出会ったことがありません。
出会ったことがない以上は、なんとかならないという考えに至るのは普通のことですよね。
あなたの周りはどうでしょう。
40代、50代でアルバイトや派遣で生活している人はいますが、学校卒業後ずっとフリーターだけで生活してる人って聞いたことありますか?
昔は正社員として働いていたとか、個人事業主だったりとか、純粋にフリーターと呼べる人なんてほぼいないでしょう。
今まで軽く100人を超えるアルバイトや派遣の人と接してきましたが、ずっとフリーターだけの人はやっぱりいませんでした。
いたとしても可能性が低すぎる
もちろん日本中見渡してみれば、中にはフリーターだけで40代、50代になっている人もいるかと思います。
ネットで探してみるとたまに見かけますよね。
でもそんな少数を目指しても、なれる可能性低すぎませんか?
この表は総務省の労働力調査で、上から4番目の数値を見ると、パート・アルバイトが日本で何人いるのか分かります。
その数1,440万人。
たくさんいるのに、生涯フリーターの人の話は全然聞かない。
つまりほとんどの人は途中で、フリーターではなくなっているということですよね。
中には生涯フリーターを目指している人もたくさんいたことでしょう。
そんな中で、生涯フリーターでなんとかなる可能性はかなり低いですよね。
もしも生涯フリーターで過ごす場合どれだけキツイ?
上記の理由から、基本的にはなんとかならないという結論に至ったことを理解していただけたと思います。
では実際に生涯フリーターとして過ごすには、どれだけ金銭的にキツイのか考えてみました。
目標は65歳までに2,000万円の貯金
まずは目標設定、老後2,000万円問題でよく耳にする、65歳までに2,000万円の貯金という数字を目標にします。
あてになるとは思えませんが、参考として2,000万円とさせていただきます。
収入は分かりやすく月20万円とすると、社会保険料でおよそ4万円引かれるので手取り16万円。
具体的な社会保険料の計算方法はこちらの記事を確認ください。
その他支払わなければならないお金は、
- 家賃
- 水道光熱費
- 食費
- 通信費
- 雑費
支払いが必要なのはざっとこんな感じ。
私自身フリーターとして生活していますので、私が実際に支払っている金額で計算してみると、
- 家賃6万円
- 水道光熱費7,000円
- 食費2万円
- 通信費5,500円
- 雑費1万
合計で10万2,500円、約10万円は特に贅沢しなくてもなくなってしまいます。これでもかなり節約している方かなと。
先ほどの16万から残った金額は6万円となるので、年間で約70万円の貯金が可能ということになりますね。
一人暮らしだと2,000万円貯めるまでに約30年はかかる
年間で70万円の貯金が可能ですので、最初に目標としていた2000万円までは約30年はかかるということになります。
もちろん実家で暮らしている場合はもう少し早く貯金できるかもしれませんが、親の介護費用とかも考えたら、実家暮らしなら実家暮らしなりの支出がかかります。
順調に働き続けてかつ、
- 結婚
- 車
- 交際費
これらの部分で贅沢せずに30年なのでかなり気の遠くなる話かなと。
それに歳を重ねれば重ねるほどできる仕事は限られてくるので、肉体労働がメインの業務となりがちです。
肉体労働がメインになると、怪我のリスクも考えなければいけません。
フリーターは大きな怪我したら終わりです。
ちなみにデスクワークは歳を重ねてからはほとんど雇ってもらえません。
そう考えると、生涯フリーターでなんとかなると簡単には言えないですよね。
それに対し正社員の平均収入は32万円ほど(厚生労働省賃金構造基本統計調査より)で、尚且つボーナスも出るので、圧倒的に早く貯金してリタイアすることができます。
自由な生活を送りたいなら、正社員として多く稼ぎ早期にリタイアできる環境を整えるという選択もありですよね。
失敗した時のリスクも大きい
また、生涯フリーターで生活し続けることは、キツイ上に失敗した場合のリスクもかなり大きいので、下手したら将来一文なしになる可能性もあります。
フリーターの仕事は職歴にほぼならないので、仮に30代を過ぎてから正社員になりたいと願っても、職歴なしの30代を雇いたい真っ当な企業はありません。
なので方向転換はほぼ不可能です。
生涯フリーターでいたいと考えている人は、このようなリスクも考えておく必要があります。
生涯フリーターでいることは悪いこととは思いませんが、紹介したように多くの制約とリスクを背負わなければならないことを把握しておきましょう。
しっかりメリット・デメリットを見極めた上で、フリーターとして生活するか選択してください。
どうしてもフリーターで居続けたいなら
生涯フリーターとして生活していく上での、大変さやリスクは上記の通りです。
それでもどうしてもフリーターとして生活していきたい場合は、以下の行動を合わせて行いましょう。
自分で稼ぐ力を身につけるしかない
行うべき行動とはズバリ、自分で稼ぐ力を身につけること。
もし自分の力で稼ぐことができるのならば、将来仕事がなくなっても稼ぐことが可能ですし、ゆくゆくはフリーランスという選択肢も増やすことができます。
フリーランスなら自由に働くことができ、面倒な人間関係も最小限に抑えることも可能。
フリーターとして生活し続けたいと考える人の中には、フリーランスが1番の理想と考える人も多くいるのではないでしょうか。
自分で稼ぐにはどんな方法があるか
自分で稼ぐ方法として考えられる方法は以下の通り。
- ブログ(アフィリエイト)
- 投資
- せどり
- ネットショップ運営
- プログラミング
- ライティング
ざっと挙げてみただけでもこのように色々と種類がありますが、個人的に最もオススメな方法はブログです。
私自身が取り組んでいるということもありますが、ブログを通りして得られるメリットってとても多いんですよね。
それに費用もほとんどかかずリスクはほぼ0。
ブログを通して得られるメリットを挙げてみると、
- ライティング技術
- マーケティング能力
- 相手の立場に立った考え方
あくまで1例ですが、こんな感じのことが身に付きます。
ブログで培ったライティング技術やマーケティング能力は、そのままフリーランスとして働くことの足掛かりにもなります。
例えば有名なクラウドソーシングのサービスである「ランサーズ」には、ライティングの仕事が山ほどありますで、1度フリーランスの仕事内容を確認しておくといいでしょう。
また、ブログをきっかけにプログラミングやデザインを学習し、それを本業にしている人も多くいますので、それだけブログというのは稼ぐ手がかりとなりやすいということ。
もちろん稼げる保証はありませんが、失敗した時のリスクがないので、なんとなくでも初めてみることをオススメします。
エックスサーバーでブログを始めるブログにかかる費用について知りたい方は、こちらの記事も合わせて確認ください。
まとめ
このページの内容をまとめると、
- 生涯フリーターは基本なんとかならない
- 2,000万円貯めるにはおよそ30年かかる
- 失敗した場合は無一文になる可能性がある
- どうしてもフリーターで居続けたいなら自分で稼ぐ力を身につけるべき
- 稼ぐ方法はブログが1番
このような内容になります。
生涯フリーターでなんとかなるかどうかは、「ならない」可能性が大きいですが、どうしてもフリーターでいたいならしっかりとメリット・デメリットを把握した上で選択しましょう。
また、フリーターとしての活動以外にも、自分で稼ぐ力を身につけておくと、生涯フリーターで居続けられる可能性は高くなります。
その足掛かりの方法としてブログが1番だと考えますが、ブログに限らず色々なことにチャレンジしてみることが大切です。
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