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フリーターで年収が200万の暮らしとは?かかる税金など解説!

皆さんこんにちは!今回は年収200万のフリーターに焦点を当てて書いていこうと思います!

皆さんは年収200万と聞いて、高いと思うでしょうか?それとも低いと思うでしょうか?恐らく大半は後者だと思います。
少ない年収でも、税金やら生活費やらそこから出費していかなくてはなりません。
僕自身の年収もそこら辺ですので、社会保険料がとにかくキツい、、、笑

そこで今回は、そんな税金や生活費、はたまたリアルな生活内容についても書いていきたいと思います。
ゆくゆくは就職を考えたり、考えなかったりすると思いますが、この記事を参考に、フリーターの悩みについて考えていきましょう!

フリーターの定義は15〜34歳まで!

就職せずにアルバイトやパートをしている人を、「フリーター」という括りで認識している人が多いのではないでしょうか?
ですが厳密にはそれは間違いでして、具体的には15〜34歳までの若者が「フリーター」と呼ばれるのです!

それ以降の呼び方は決まっていない!

15〜34歳まではフリーターと呼ばれるのですが、それ以降の呼び方は特に決まっていません。
非正規雇用と呼ばれたりもしています!

目次

フリーターで年収が200万は一般的!

先ず日本全国の平均時給はタウンワークによると、2020年4月時点で1,051円です。
東京都の平均時給は1,177円です。

一般的な正社員と同じく週休2日で1日実働8時間の勤務と仮定し、月に20日間出勤するとします。
時給1,051円の場合だと、1日で8,408円/一週間で4万2,040円/1ヶ月で16万8,160となり、年収は201万7,920円になります!

あくまで時給は全国平均で計算し、出勤日数や時間は正社員と同じ条件で計算していますので、人によってかなり差が出ると思いますが、フリーターで年収が200万というのは一般的だとわかっていただけたと思います!

フリーターの平均月収は18万8,125円

ちなみにですが全国の非正規雇用の平均月収は21万1,300円になります!
年収に換算すると253万5,600円ですので、非正規雇用でも軽く200万以上稼いでいるのですね!

フリーターと呼ばれる年齢、つまり15〜34歳での非正規雇用の平均月収は、18万8,125円となっており、年収は225万7,500円となるので、フリーターの年代の方も軽く200万は超えています!(令和元年)

引用元・厚生労働省 賃金構造基本統計調査

年収200万稼ぐには時給は最低でも1,042円以上

もう少し深掘りしてみます。正社員と同じ日数と時間勤務した場合、最低いくらの時給であれば年収200万を超えるのでしょうか?

200万を12ヶ月で割ると、月16万6,667円になります。それを20日間で割ると1日8,333円。更に8時間で割ると1042円になります。結果は時給1042円以上であれば、正社員と同じ日数や時間で年収200万に到達しますね!

週4日で年収200万円を目指す場合は、時給1,302円で実働8時間で働かなければならないので、そんな高時給のバイトというのはなかなか見つからないですね、、、笑

職種はなんでもOK!

フリーターというのは時給制ですので、年収200万を超すために重要なのは職種よりも時給の高さです。
なので先程と同じように正社員と同じ条件で働くならば、時給1042円以上ならば職種はなんでもかまいません!やりたいと思っている職種で働きましょう!

ポイントをまとめると、、、

  1. 年収200万へは時給1042円以上
  2. 週4日だと1302円以上
  3. フリーターの年代の非正規雇用の平均月収は18万8,125円
  4. 職種より時給が重要

こんな感じになります!続いては年収200万での生活にスポットを当てていきます!

フリーターの年収200万での生活とは?

年収200万で生活してみると、結構ギリギリな生活を強いられます。
具体的にどんなことが厳しいのか書いていきます!

払わなければいけないものは4つ

フリーターとして生活していく上でキツイのが社会保険料です。現代では社会保険が完備されている場合が多いので、その分のお金が天引きされて給料として支払われるのですが、その金額がかなり大きいです。
引かれる金額で大きなものは4つあります!

  1. 年金
  2. 健康保険
  3. 所得税
  4. 住民税

1.年金

先ず年金についてですが、年金には3種類あります。それは国民年金厚生年金共済年金の3種類です!
フリーターですと関係する年金というのは国民年金と厚生年金になりますね!共済年金は公務員などが対象の年金になりますので、フリーターには関係ありません!
ここでは国民年金と厚生年金について書きます!

国民年金

国民年金は日本に住む20歳以上60歳未満の人が加入を義務付けられた公的年金制度です!

年金が受給される年齢は、基本的には65歳からになります。国民年金は収入に関係なく、一律毎月16,540円(令和2年度)支払う必要があります。年間19万8,480円になります!まとめて支払うと割引されるので、そちらも活用しましょう!

収入が低い方には、支払いが猶予されたり免除されたりする制度がありますので、詳しくは日本年金機構のホームページをご覧下さい!

支払い方法

国民年金の場合は自分で納付しなければなりません。
納付の方法は、口座振替納付書での支払い・クレジットカードになります。

厚生年金

厚生年金は働き始めてから支払う年金です。
社会保険が完備されてるバイト先では、特定の条件で加入が義務付けられています。その条件とは、、、

引用元・日本年金機構

以上が加入の条件になります。

会社で厚生年金に加入した場合は、給料から自動で引き落としになるので、個人で支払う必要はありません。
必要な書類を会社に提出して、必要な手続きを完了してもらいましょう!

支払う金額は、こちらから確認することができます!

引用元・日本年金機構

年収200万として計算してみると月1万5,555円

年収200万だと、月収16万6,667円となります。
上記の表に当てはめると、等級は11となり支払う金額は1万5,555円になりますね!厚生年金は会社と折半ですので、折半額の方を確認しましょう!

厚生年金を計算するときの月収には、通勤手当・残業手当も含まれるのでご注意を!

ちなみに僕は現在、厚生年金のお金だけで月2万円ほど引かれております、、、

年金は4つの中で1番支払う金額が大きいので、自分が支払わなければいけない金額を確認しておくのは大切です!
次は健康保険について説明します!

2.健康保険

健康保険は国民全員が入らなければなりません。
会社で社会保険に入っている人は、給料から自動的に天引きされますが、そうでない方は国民健康保険に自分で加入しなければいけません。

加入しなければいけない条件は年収130万以上

国民健康保険に加入しなければいけない条件というのは、年収が130万を超える場合です。それ以下の年収では、親の扶養に入っている場合がほとんどです。もし年収が130万を超えたら、役所に行き加入の手続きを行う必要があります。

年収200万では月およそ1万2,000円かかる

かかる保険料は自分が住んでいる地域によって変わるので確認が必要です。
ですがおおよそ年収の5%程と言われており、年収200万ですと約1万2,000円程になります。
収入に比例して上下するので覚えておきましょう!

支払い方法

支払い方法は主に納付書口座振替になります!

会社で加入してる場合は会社によって異なる

会社で社会保険に加入している場合は、その会社がどの組合に加入しているのかによって、支払う保険料というのは変わってきます。
ですがこちらもおおよそ5%程度と考えていて大丈夫でしょう!

3.所得税

所得税は、年収が103万を超える場合に払わなければなりません。

なぜ103万なのかというと、フリーターは人から雇われて給料をもらう、「給与所得者」にあたります。
給与所得者は所得税を支払うときに全ての人が控除される「基礎控除48万」と、給与所得者が控除される「給与所得控除55万」の2つが収入から控除されます。

この2つを合わせると103万円となり、それ以下の収入では全て控除され所得税はかからないという仕組みです!

所得税の計算方法

所得税を計算するには、先ずは課税所得を計算する必要があります。

計算式は、

給与収入(年収)−給与所得控除−所得控除=課税所得

になります。給与収入から給与所得控除を引いたものは給与所得と呼びます。
給与所得控除額は、下図に当てはめて計算して下さい。

引用元・国税庁

所得控除額の一覧は、下図になります。

引用元・国税庁

※14の基礎控除は2020年1月1日から改正され、48万となりました!

次に、ここで求めた課税所得に税率を掛け、控除額を更に引いて下さい。
税率と控除額は下図になります。

引用元・国税庁

これで所得税を求めることができます。しかしながらなかなか計算が難しいと思うので、1つ例を挙げてみます。

年収230万・社会保険料30万の場合

年収が230万で社会保険料が年間30万天引きされている場合を想定して計算してみます。
手取り年収200万、扶養なしのごく一般的なフリーターという設定でございます。※交通費は年収に含まれません

先ずは課税所得を求めてみましょう!

230万−(230万×0.3+8万)−30万−48万=75万

年収−給与所得控除−社会保険料控除−基礎控除=課税所得

課税所得は75万になりますね!続いて税率5%をかけます!

75万×5%=3万7,500円

控除額は0円なので所得税は3万7,500円になります!月およそ3,000円程度ですね!
これはあくまでも目安であり一例なので、正確な数字ではございません!

4.住民税

住民税とは、都道府県に納める「都道府県民税」と市町村に納める「市町村民税」を合わせて住民税と呼ばれています。

住民税の計算方法

住民税は、「所得割」という前年の所得額に応じて計算されたものと、「均等割」という定められた金額を合わせたものです。
住民税は住むエリアによって税率が異なる場合がありますが、標準税率というものが決まっております。

引用元・総務省

所得割の税率は10%、均等割の税率は年額5,000円になりますね!
ちなみに住民税の基礎控除は所得税よりも低く、33万円になります。

では実際に計算してみましょう。


先ずは所得税と同じように課税所得を求めます。
基礎控除額の違いに気をつけて下さい。先程の所得税と同じ例で計算します。

230万−(230万×0.3+8万)−30万−33万=90万

続いて所得割の10%をかけて5,000円を足せば、その金額が住民税となります。

90万×10%+5,000円=9万5,000円

住民税は年間9万5,000円になります!月およそ8,000円ですね!
あくまで一例ですので、住むエリアによっても変わってきます。

年収200万のフリーターの手取りはかなり少ない

これらの支払いによって、年収200万のフリーターの手取りというのは、かなり少ないというのがわかっていただけたと思います。

僕は年収200万は超えていますが、毎月4万2,000円程度給料から天引きされてしまうので、手取りはかなり少ないのです、、、

一人暮らしは大変

一人暮らしをする場合これらの金額にプラスして、家賃やら光熱費やら食費などがかかってしまいます。

仮に家賃6万、光熱費1万、食費3万で生活するとしたら、それらと税金などのお金を合わせると、それだけで14万以上かかってしまいます。

ここから更に交際費や通信費を支払うと考えたら、相当大変だということがおわかりいただけると思います。
先程書いた通り、非正規雇用の平均月収は18万8,125円ですので、5万円も残りません、、、
フリーターで車なんて夢ですね、、、

生活費の切り詰めは必要

一人暮らしは大変だと書きましたが、生活費を切り詰めれば少しは余裕が生まれますよね!

例えば食費を月2万で抑えたり、家賃が安いところで暮らしたり、格安SIMで通信料金を抑えたり、、、
様々な工夫をすれば、少しは余裕を持った生活を送れるかもしれません。

現に僕は今2人で暮らしていまして、食費と日用品は2人で2万4,000円しかかかっていません。

固定費もかなり抑えられています。

少ないお金で生活するのは、様々な工夫や我慢が必要になるということです。

結婚はほぼ無理

年収200万のフリーターでは、結婚はほぼ無理だと思った方がいいでしょう。

1人で生活するのも厳しいのに、相手の面倒までみることはできるでしょうか?養っていくことはとても難しいでしょう、、、
もし結婚したいのであれば、素直に正社員として働くか、副業などで稼ぐしか選択肢はありません。

ここまで年収200万での生活について書いてきましたが、厳しい生活を送ることになるというのは、なんとなくわかっていただけたと思います。
続いてはどのように収入を増やすかに焦点を当てていきます。

フリーターのまま収入を増やす方法はいくつかある

フリーターのままでも収入を増やすにはどうしたらいいでしょうか?
いくつかの方法があります。

1.時給が高いところで働く

フリーターというのは時給制ですので、手っ取り早く稼ぐ方法は時給の高いところで働くことでしょう。
考えられる時給が高い仕事といえば、

  • 夜勤の仕事
  • 教育系の仕事
  • パチンコ関連
  • 資格が必要な仕事

などがあります。少しでも時給が高い仕事に就くことにより、より多くの収入と時間的余裕が生まれます。

2.仕事を掛け持ち

掛け持ちで働くというのも収入を得るための手段になります。

普段の仕事の合間に他の仕事をすることで収入を増やします。バイトに囚われず派遣などで空いてる時間で働くのもアリですね!

しかしこれはかなり身体を酷使するので、体調管理には気をつけなければなりません。
無理しすぎないようにしましょう。

3.副業をする

副業をすることで、普段の収入とは別で収入を得ることが可能です。

副業にも様々な種類があり、例えば株やFXも副業です。もちろんこのブログアフィリエイトも副業になります。
自分に合った副業を選び、収入を増やすための手段として行ってみるのもいいかもしれません。

4.節約する

後は先程述べたように、普段の生活で切り詰められるところを切り詰めていくことでしょう。
支出が少なく収まれば、その分収入が少なくても余裕ができることになります。

これは収入を増やすというよりも、支出を減らすことにより、相対的に収入を大きく見せるといった方法です。

例えば家賃が1万安いところにしたら、その分収入が1万増えたのと同じことですよね!

フリーターのまま収入を増やすとしたらこんなところでしょうか。
どうしてもフリーターは収入が少なくなります。収入を増やすことに重きを置くならば、就職するのも1つの手段です。

就職という選択もあり!

フリーターよりも正社員の方が確実に給料はいいです。なので就職して正社員になった方が、自由度では劣るかもしれませんが収入は確実に増えます。
なのでフリーターでいることに抵抗がある方は、早めに就職にしましょう。

正社員とフリーターの格差は大きい!

早いうちに就職した方が理由としては、正社員の給料は年数が増えるほど上がっていきますので、早い方が上がる機会増えるということです。
また、ボーナスももらうことができます。

正社員のメリットを挙げてみると、、、

  1. 収入が安定
  2. フリーターより給料が多い
  3. ボーナスももらえる
  4. 手当が厚い
  5. 失業のリスクが低い
  6. 社会的地位の向上

こんなにもフリーターよりメリットがあります。
先程も貼った画像を見ると、正社員との収入の大きな差が見て取れます。

引用元・厚生労働省 賃金構造基本統計調査

正規と非正規は月収11万4,100円違いますね、、、
およそ正規の65%の給料しかもらうことができません。

見てわかるように若いうちは差が小さいですが、年々広がっていきます。
このことから、就職するなら早いうちがいいでしょう。

ではフリーターのメリットとはなんでしょうか?

フリーターは自由

フリーターの1番のメリットはやはり自由ということじゃないでしょうか?


正社員ほど縛られることなく働けるので、融通がききやすいです。そして色々な好きなこと好きな仕事に挑戦することができます。
これは人によってはとても大切に感じるところでしょう。

僕自身フリーターとして働いていますが、やりたいことがあるのでフリーターの方が都合が良いという理由と、単純に就職したいという気が全く起きないという理由の2つの理由から就職活動はしていません。

就職したくないならそれなりの覚悟を!

しかしながら就職しないでフリーターとしていることは、リスクも当然大きいわけです。
年齢を重ねる度にそれはより顕著になっていくことでしょう。

就職することをあなたがもし考えていないのならば、それなりの覚悟が必要になります。

続けるなら収入を増やすしかない!

当然収入も少なく不安定なので、副業などを上手く活用して収入を増やしていく必要があります。
極端な話死ぬまで就職したくないのであれば、これは必須と言えるでしょう!

将来設計は重要。正社員かフリーターか

ここまでフリーターの生活について書いてきましたが、このままフリーターを続けるのか、正社員という他の選択肢を目指すのかは、自分の将来設計次第だと思います。

自分の将来を想像して行動を起こすことは大切なことだと言えるのではないでしょうか?
フリーターを続けようと思っている方は、いざという時のための貯金はしておきましょう。
そして正社員を目指そうと思った方は、なるべく早いうちに行動することが大切です。

自分に合った選択をして下さいね!

まとめ

年収200万のフリーターについて詳しく書いてきましたがいかがでしょうか?
単に年収200万とは言っても、税金や保険料など様々な支出があり、それを差し引いたらとても厳しい生活だとわかっていただけたと思います。

最も大切なのは、自分の将来設計をしっかり持って行動すること。

これを機に自分の将来について考えてみませんか?
ご覧いただきありがとうございました!

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