どんなことをネタに記事を書けばいいのかわからない。
どうせ記事を書くなら、少しでも効果が出やすいネタを見つけたい。
ブログを始めてみると、ほぼ誰もが「ネタが見つからない」という壁にぶつかります。
実際に私自身も、ブログを始めた頃はネタが見つからず、思いついたネタを記事にして遠回りしてしまいました。
結論から言うとブログのネタで悩んでいる人は、
- 読者が求めているネタの理解
- 自分のブログへの理解
この2つが欠けていることが効果的なネタが見つからない原因。
本記事では、効果的なネタが何かを紹介しつつ、より効果が出やすい最適なネタの探し方を紹介していきます。
ただネタを探すだけでなく、少しでも読まれる記事を増やしたい方は、しっかりと把握しておきましょう。
ブログのネタはいくらでもある
実は「ネタ」自体は本来誰でも簡単に見つかるはずです。
例えば、
- 今日の夕飯
- 今日した仕事
- 今日経験したこと
このようにただのネタであれば、いくらでも見つかりますよね。
にも関わらずネタで悩んでしまうのは、それらが書いても意味のないネタだと認識しているから。
その認識の通り、ブログのネタには満たすべき条件があり、条件を満たしていないネタは記事にしても効果がありません。
ですのでまずは、どんなネタが効果的なネタになりうるのか、その見分け方について学んでいく必要があります。
効果的なブログのネタの条件
では一体ブログのネタが満たすべき条件は何か、それは最低限次の2つを満たしているネタです。
- 読者に求められている
- 自分のブログに合っている
上記2つを満たしていないネタは、いくら書いてもブログの成長に繋がることはありません。
読者に求められている
まず大前提として、ブログは「読者に求められているもの」をネタにする必要があります。
当然読者に求められていないネタで記事を書いても、意味がないことはご存知ですよね。
- 今日の夕飯
- 今日した仕事
- 今日経験したこと
これらのネタは読者に求められていない典型的な例で、芸能人でもなければ誰からも読まれないのは明白。
読者がブログに求める内容はたった1つであり、それは「抱いている悩みを解決すること」です。
自分が何かを検索する時を思い浮かべてみるとよくわかるはず。
ネットで検索する時って、必ず何かに対する答えを求めて検索しますよね。
例えば副業で検索した場合、「どんな副業がいいか」「副業のメリットやデメリット」このような悩みに対する答えを求めて検索するはず。
ですのでブログのネタは、最低限訪れた読者の悩みを解決するもの、すなわちで「読者に求められているもの」である必要があります。
日記としてブログに取り組むなら別ですが、単に日常をブログに綴ったところで、芸能人やインフルエンサーでなければ、誰からも読まれないということです。
自分のブログに合っている
続いて満たす必要があるのは、「自分のブログに合っている」かどうか。
雑記ブログであれば読者に求められているネタであればそれで問題はありませんが、特記ブログやある程度ジャンルを絞っている場合、それに合ったネタが必要になります。
例えばスポーツについてのブログに、政治のネタで記事を書いたところで意味はありません。
何のブログかあいまいになってしまい、読者の離脱や信頼性の低下へと繋がってしまいます。
Yahoo!ニュースのスポーツ欄に、政治ネタが混ざってたら鬱陶しいし、よっぽど興味があるネタでない限り読まないはず。
また、ただジャンルに合っているだけでもいけません。
例えば同じスポーツのジャンルでも読者のターゲットが、スポーツをしたい人か観戦したい人かでも、適切なネタが変わってきます。
- したい人→練習方法やできる場所
- 観戦したい向け→日程やチケットの取り方
このようにただジャンルに合ったものではなく、本当の意味でブログに合ったものが、あなたのブログにとって効果的なネタとなります。
効果が出るネタの探し方
ここまでで、効果的なブログのネタがどういったものか、なんとなくわかったはず。
では実際にどうやって条件に当てはまるネタを探していくのか。
具体的な手順は以下の2ステップ。
- 方向性の決定
- SEOキーワードから探す
大まかな流れは、「方向性の決定」で先ずは自分のブログに合ったネタが何かを明確にし、そこから関連する言葉のSEOキーワードを探すという流れ。
1・方向性の決定
ネタを探す上でまず取り組むべきことは、「方向性の決定」です。
ジャンルが定まっているのにネタに悩むのは、方向性がしっかりと定まっていないケースがほとんど。
どんなブログにしたいかを具体的に考えていないため、必要なネタが何かを把握できていない状態。
方向性とはブログのゴールを設定することであり、ブログ全体のペルソナ設定につながります。
ゴールが定まらない限りは、自分のブログに合ったネタを見つけることは不可能なので、必ず決定しておきましょう。
- 誰に向けたブログか
- ブログを通してどうなってもらいたいか
- 目的のために何を伝える必要があるか
特にここら辺をできる限り具体的に設定することが大切。
方向性がある程度固まると、目的までにどんなネタが必要になるかを把握できます。
2・SEOキーワードから探す
方向性が定まったらネタを探す作業に移るのですが、そこで重要となるのが「SEOキーワード」。
SEOキーワードとは、読者が実際に検索するキーワードのことで、「読者の悩み」を具体化したものです。
先ほど決定した方向性をもとに、自分のブログに関連する言葉を書き並べてみましょう。
例えば「ブログ初心者を成功に導く」という方向性のブログの場合、
- ブログの始め方
- ブログのメリット
- SEO対策
- ライティング
- WordPress
といった言葉が思い浮かぶはず。
浮かんだ言葉を、実際に検索窓にて入力してみましょう。
入力してみると、それに続いたサジェストが表示されるはず。
これらが「SEOキーワード」で、実際によく検索されているキーワードが併せて表示されます。
実際に検索されているキーワードであるため、読者が求めているキーワードそのものということ。
このようにSEOキーワードから逆算してネタにすることで、確実に求めれられているネタで記事を書くことができます。
記事を書く際には、検索結果の上位にあるサイトを確認してみましょう。
ざっと目を通すだけでも、どんな内容で記事を書けばいいかがよくわかるはず。
今回で言うと、無料で始められるブログサービスの情報をネタにする必要があることがよく分かりますよね。
「SEOキーワード」はたくさんあるので、1つ1つをネタとして記事にすれば、もうネタに悩むこともありませんよね。
なかなかキーワードが思いつかない場合
もしなかなかキーワードが思いつかない場合は、「ラッコキーワード」という無料ツールを使ってみましょう。
キーワード選定に必須のツールですので、後々必ず使うことになります。
上記の画像のように、「ブログ」と検索窓に入力してみると、ブログのサジェストが一括で取得できます。
得られたサジェストで再び検索すれば、さらに細かくネタを発見することができます。
慣れてきたらキーワード選定
上記2ステップをしっかりと行えば、ネタに悩むことがなくなり、かつ読者に求められるブログに最適な記事を書くことができます。
SEOキーワードからネタを探すことに慣れてきたら、キーワード選定をしてネタをリストアップすることもオススメ。
キーワード選定をしてリスト化してしまえば、その都度ネタを探す手間も省けます。
ブログのネタは読者の悩みから考える
ブログのネタは本記事の通り、
- ブログの方向性をはっきりする
- 読者の悩みからネタを逆算する
この手順をしっかり踏むことで、効果的なネタを簡単に見つけることができます。
また、日頃から自分が悩んだことや経験したことをメモしておくと、同じような境遇の人にとってに向けたネタになったりもします。
思わぬネタに出会うためにも、日頃から「悩み」を意図的に探してみましょう。
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